相続手続きって何をするの?

コラム

相続手続きって何をするの?まず知っておきたい基本の流れ

「相続」と聞くと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。

「まだ先の話だから、自分には関係ない。」

「財産が多い人だけが考えること。」

そんなイメージを持っている方も少なくないかもしれません。

しかし、実際の相続は、特別なお金持ちだけの問題ではありません。

預貯金や自宅、土地など、大小に関わらず財産があれば相続は始まります。

そして近年では、ネット銀行やネット証券、電子マネー、仮想通貨など、これまでにはなかった「デジタル資産」も相続の対象となる時代になりました。

「うちは財産なんてないから大丈夫。」

そう思っていても、実際には何らかの手続きが必要になることは少なくありません。

相続の手続きは人それぞれ

相続が始まると、「手続きがたくさんあって大変そう…」という印象を持つ方も多いでしょう。

ですが、人が亡くなったからといって、すべての方が複雑な相続手続きになるわけではありません。

例えば、

・預貯金が少額で、金融機関の手続きだけで終わる

・不動産がない

・車がない

・株や投資信託などの金融資産がない

・相続人同士でもめることなく話し合いができる

このようなケースでは、必要な手続きはあるものの、比較的シンプルに進められることが多いでしょう。

一方で、

・不動産がある

・銀行口座が複数ある

・株式や投資信託を保有している

– 相続人が多い

– 遺言書がある

– 相続人同士で話し合いが必要になる

このような場合には、確認することや手続きも増え、専門家が関わる場面も多くなります。

つまり、「相続はご家庭によって必要な手続きが大きく異なる」ということです。

相続は「何を持っているか」を整理することから始まります

相続が発生すると、

「まず銀行へ行けばいい?」

「役所へ行けばいい?」

と思われる方もいらっしゃいます。

しかし、いきなり手続きを始めるよりも、まずは現在の状況を整理することが大切です。

例えば、

・相続人は誰になるのか

・遺言書はあるのか

・不動産や預貯金など、どのような財産があるのか

・借入金などの負債はあるのか

このようなことを確認することで、必要な手続きが見えてきます。

焦って一つずつ手続きを始めるより、「全体を整理すること」が、その後の手続きをスムーズに進めるポイントになります。

相続手続きは一人の専門家だけで完結するとは限りません

相続手続きでは状況に応じて複数の専門家が関わることがあります。

例えば、

・相続登記は司法書士

・相続税の申告は税理士

・相続人同士の争いがある場合は弁護士

が担当することになります。

一方、行政書士は、

・戸籍など必要書類の収集

・相続人の調査

・相続関係説明図の作成

・遺産分割協議書の作成(争いがない場合)

・各種書類作成

などを通して、相続手続きをサポートします。

「誰に相談したらいいか分からない。」

そんな時こそ、まず状況を整理し、必要に応じて適切な専門家へつなぐことも行政書士の役割の一つです。

見落とされがちな「デジタル資産」

最近では、デジタル資産の相続も増えています。

例えば、

・ネット銀行

・ネット証券

・電子マネー

・仮想通貨

・サブスクリプションサービス

などです。

これらは紙の通帳や証券がないため、ご家族が存在を知らなければ、相続手続きが進まないケースもあります。

だからこそ、生前から情報を整理しておくことが、ご家族への大きな安心につながります。

相続は「財産を分けること」だけではありません

相続というと、「財産をどう分けるか」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

もちろんそれも大切ですが、それだけではありません。

相続は、亡くなった方が残したものを整理し、ご家族が安心して新しい生活をスタートするための手続きでもあります。

「何から始めればいいか分からない。」

そんな時は、一人で抱え込む必要はありません。

まずは今の状況を整理し、ご自身にはどのような手続きが必要なのかを知ることが、最初の一歩になります。

## まとめ

相続は、ご家庭ごとに状況が異なり、必要な手続きも一人ひとり違います。

だからこそ、「みんなと同じ」で進められるものではありません。

まずは現状を整理し、必要な手続きを確認することが大切です。

「何から手をつけていいかわからない。」

「うちの場合は何が必要なんだろう。」

そんな時は、お気軽にご相談ください。

一緒に状況を整理し、必要な手続きを確認しながら、それぞれのご家庭に合ったサポートをご提案いたします。

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